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NANKANG NS-20の評価

4月にスタッドレスから夏タイヤに交換して、その際にNANKANG NS-20に履き替えて1.5ヶ月で3000km以上走ってみて、大体のことはわかってきたので、ここらで感想をまとめておきます。

■総評
良くない、少なくともウチの車(E350カブリオレ)には合わないです。とにかく全体的に硬くて振動を吸収しません。
もっと柔らかくないとシャシーに堪えそうです。

■良い点

1.ハンドルのキレがいい
サイドウォールのゴムが分厚くて硬いです。タイヤが届いた時にリムの内側を握ってグニグニしてみましたがびくともしません。しならないのです。そのため横方向にヨレないので、ハンドルのキレがとても良くなります。例えば、東名の秦野中井から御殿場にかけての右ルートは左右にカーブが連続しますが、ハンドルを切ってすぐに方向が変わり、さらにハンドルを切り込んでいくことがないです。 ハンドルを切った分だけ曲がるという感じです。

2.グリップまあまあ
硬いくせにグリップはいいです。とくに進行方向。急ブレーキでも鳴きません。ABSも動作しにくいです。高速で隣の居眠り運転のトラックが寄ってきた時、急ブレーキを踏みましたが、キュルキュルとちょっと鳴いたぐらいでガツンとブレーキは効きます。

3.たぶん減らない
サイドウォールも硬いけど接地面も硬いので減らないです。3000kmぐらいでは減っていく様子がないです。たぶんかなり長持ちします。

4.雨には割合強い
5月に台風が来て結構雨も降りましたが、雨には割合強いです。土砂降りでもタイヤが浮く様子はないです。まあ、新品で溝がたっぷりありますからねぇ。減ってきたらどうかは分からないですが、怖いことはないです。

まあ、このタイヤの挙げられるいいところはこんなところですね。

■悪いところ

5.硬い
とにかく硬い。XL規格で普通規格より硬いのは仕方ないとしても硬い。全体的にゴムが分厚いです。それに固めのゴム。ゴムを爪で押しても入って行きません。 そのため路面の小さい凹凸を全部振動に変えて伝えてきます。こんなに路面のザラザラを伝えてくるタイヤは珍しいです。接地面が硬くてもサイドウォールが薄くて吸収すればいいのですが、それが全くありません。 これぐらい硬いと逆に速度が上がれば上がるほどしっかり感に変わってきて、140kmぐらいからいい感じになります。でも、そんなに出さないって。

6.バランスが悪い
ブロクのバックナンバーを見ると分かりますが、まずは重量バランスが悪いです。タイヤフィッターで3回、ディーラーで2回、合計5回のバランス取りをして何とか使えるレベルになりました。ただ、重量バランスはオモリをつければ解決できますが、真円度はどうしようもないです。 バランサーで回しているとき、ホイールはピシっとしているのにタイヤの接地面はふわふわ上下するのが大きいです。柔らかいとその辺のブレも吸収してくれるのですが、硬いのでそれがモロに分かります。 うちの車の最低空気圧は前後とも2.5kgです。このタイヤはXL規格なのでちょっと多目、多分0.2kgぐらい高めにしてあげるといいのでしょうが、ぜんぜんそんなんでは硬くて使えません。最終的に落ち着いたのは2.2kgです。これ以下には怖くてできないです。 試したのは2.2kgから3.0kgでした。丁度、車検に出したら余計なことしてくれて、前後3.0kgで返ってきたんですが(そのときは温かい状態だったのでたぶん2.8kgに合わせたのでしょう) カチンカチンで内装からビビリ音出まくりでした。 でもね、右後ろだけ3.4kgだったのだけど、1個だけズレているのはどういうつもりだったんだろう。

というわけで、このタイヤはうちには合いませんでした。これまで経験したタイヤのなかで一番硬いです。総合評価でも最下位の部類です。そのうちポイ!されることでしょう。

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コメント

あら、早い総評ですね。
それにしてもタイヤの試乗って行って欲しいですね。まぁ現実には難しいでしょうけど。
今回はタイヤもさることながらバランスの技術力不足も加味されてしまいショック倍増!
人の仕事を邪魔したバツです。
救出部隊出しましょうか!?

投稿: (元)下町ゆーざー | 2015/05/30 10:43

今日、由比まで行ってみてなんとなく分かったことですが、このタイヤは温度が高くなると表面が結構柔らかいなってきて路面を叩く音は結構小さくなります。爪で押してもグイグイ食い込むし。つまりNANKANGは台湾メーカーなんだけど、温度が高い地方にあったゴムなのかもです。台湾は沖縄より緯度は低いですからねぇ。きっと関東なんかより暑い。
だからといって温度が上がっても乗り心地がそんなに良くなるわけじゃないです。

投稿: ike | 2015/05/30 16:57

真円度ならピレリですね。もう20年以上前ですが、ピレリのカタログに「他社とは全く違う製法」を提示して、それを誇りにしてました。

投稿: 天河 | 2015/05/31 23:00

この前のピレリのP7はほかと変わっていて、真ん中に黒い柔らかい線が出てきて、まるで2つのお椀を合わせてくっつけたのか?という感じでしたけど、それが製法なのかも。

投稿: ike | 2015/05/31 23:15

このタイヤ、気のせいかと思ったけど確信に変わって、カーブで速度が落ちません。由比に向かって降りていった時も、富士山から帰ってくるときも、どんどん速度が上がってしまって、いつもならフットブレーキだけで済む所が、心細くなるのでエンジンブレーキを使うんですよ。だからといって平坦路では燃費が凄く良いわけでもないので、どうやらカーブで速度が落ちないみたいです。確かにかなりのコーナーを曲がっても、タイヤからザーとか音がしません。

投稿: ike | 2015/05/31 23:24

あ、それからディーラーでバランス取りなおした時も、1発では決まらなくて、もう1回取りなおしたら左前が15gズレてました。だからディーラーで2回やりましたよ。

投稿: ike | 2015/05/31 23:57

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